リロケーションとは

リロケーションとは、もともとは英語の「relocation」(再配置や移転の意味)からきた言葉で、転勤等で一定期間だけ住まいを留守にする人の住宅を賃貸するサービスのことを指します。
日本では、マイホームを購入した人は、一定期間だけ転勤するのであれば転勤終了後は我が家に戻りたいとい考える人がほとんどです。したがって、その期間空き家になった家を管理してほしいというニーズが発生します。空き家にしている間もローン返済は続きますから、それを補うためにも、家を貸したいものです。
しかし、以前の借家制度においては、契約の期限が来た際、家を貸した側は、正当な理由がない限り契約更新を拒否できませんでした。よって転勤から帰ってきたときに、家を明け渡してもらえないリスクがあり、個人が一時的に家を貸すというリロケーションは難しかったのです。
しかし、2000年に、契約期間が終了後も更新はなく、建物等を貸主に明け渡すという「定期借家制度」が導入され、個人でも期限付きで留守宅を貸しやすい仕組みが整いました。

リロケーションのサービスは主に「賃貸運営管理代行」と「空室管理」の二つに分けられます。
賃貸運営管理代行は、家主から預かった留守宅を一定の期間賃貸住居として貸し出し、賃料の徴収や苦情の処理、日常の管理・点検、明け渡しの際の保証などを行います。
「空室管理」は、預かった留守宅を賃貸せずに空き家のまま置いておきます。定期的に、通風や清掃などのメンテナンスを行い、住宅の保全に努めます。

転勤に限らず、戸建ての空き家を持っている人はリロケーション会社に管理を委託することがあります。また、一部の大手企業などで、自社の社員の留守宅を借り上げて、転勤してきたほかの社員に使わせるという「借上社宅制度」を採用している企業もあります。

一方、住宅を借りる側としては、5年定期借家であるなら、5年後は確実に貸主に返さなければならないというデメリットがありますが、反面、2年ごとの更新料を払わなくて済むというメリットもあり、賃貸物件を選ぶ際の選択肢の一つとして認識されつつあります。

リロケーションはどの企業もおなじというわけではなく、各社企業によりサービス状況が異なります。実際にリロケーションのサービスを利用する際には、管理物件数や取扱い実績だけではなく、サービスの内容や地域への密着性などにも注意しつつ、複数のリロケーション会社を比較検討することをお勧めします。大手企業ならば安心だろう、とはいえません。

TOP3

  • 株式会社ダーウィン

    リロケーションの仕組みは、住宅の持ち主と企業が直接賃貸借契約を結び、借りた建物やマンションを転貸する転貸借契約システム。
    貸出期間を貸主の都合に合わせることができ、面倒な届出書類の手続きも代行してくれます。

  • 東急住宅リース株式会社

    一時的に転勤などで家を空ける人には、「滞納リスクゼロプラン」。家を貸す側と企業が賃貸借契約を結び、企業が借主に転貸する形式のサブリース(定期借家契約)を締結します。延滞の場合や明け渡しの際のトラブルは企業側が対応します。

  • 株式会社リロケーション・インターナショナル

    取引企業が一万社以上あり、入居者の大半が大手企業の社員という安心感です。国内最大級のネットワークを持ち、素早く入居者を探し、賃料収入を得られます。